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梅の医学的効用
梅の一般的効用
ウメのチカラ 梅の医学的効用

(和歌山県立医大 宇都宮先生が代表をしているグループの研究)
はじめに
いつまでも病気になることなく健康で過ごしたいと願うことは、全ての人に共通の思いであり、近年の健康食品市場の拡大にも見られるように、病気の予防に人々の関心が向けられるようになってきました。
我々が普段口にしている食品(野菜、果物、お茶など)には様々な生理活性成分が含まれており、その中には抗癌作用、抗菌作用や抗酸化作用を示す成分などが数多く発見されています。このような成分を含む食品を日常的に摂取することによって病気を予防することができれば理想的であるといえます。
ここでは、日本の伝統食「梅干」の様々な健康効果について医学的に検証していきます。

梅加工食品の医学的研究項目
1.制菌作用
2. ヘリコバクターピロリ菌に対する効果
顕微鏡

1. 制菌作用
昔から「日の丸弁当」と呼ばれるように、昼食のお弁当やおにぎりなどに梅干を中に入れておくとごはんが腐らない。梅干の効能の中では、一番よく知られるいい伝えです。梅干の制菌作用を試験管内で確かめてみました。2本の試験管に食中毒菌「黄色ブドウ球菌」を入れて実験してみました。左の試験管には「ブドウ球菌」のみを入れて、右の試験管には「ブドウ球菌」と「梅干」を入れて、人間の体温と同じ37℃で一晩暖めました。この実験の結果を写真でみてみましょう.写真では試験管の背後から光を当てていますので、黒い菱形の模様を見ることができます。右の試験管は後ろの黒い菱形模様が透けて見えます。左の試験管の中には、「ブドウ球菌」が大量に増殖して濁っています(混濁)ので、後ろの黒い菱形模様は見ることができません。この実験結果より梅干は食中毒の原因のひとつである「黄色ブドウ球菌」の増殖を防ぐ機能があることがわかります。
黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌

2. ヘリコバクターピロリー菌に対する効果
日本人は胃癌の発生率が海外に比べて非常に高いことが知られています。胃癌の発生に対しては、1994年にWHO(世界保健機関)がヘリコバクターピロリー菌を確実な発癌物質であると認定しています。胃炎、胃潰瘍・胃癌の発生はともにヘリコバクターピロリ菌が主要因であるとされます。ヘリコバクターピロリー菌は細長い体と長い鞭毛を有する細菌です。この菌の最大の特徴は自分で運動することにより、人間の胃に感染します。そのためにヘリコバクターピロリー菌の運動能を低下させれば、感染を予防できると宇都宮先生は考えました。そこで梅干が運動能を低下させる機能があることを検証してみました。
0ug/ml 、5ug/ml、50ug/ml、500ug/mlと梅リグナンの量の異なる試験管を用意し、それぞれにおけるこの細菌の運動態を観察しました。0ug/ml 、5ug/mlではまだ活発に動いていましたが、50ug/ml以下では、半分以下が泳がなくなり500ug/mlでは、ほとんどが泳ぎを停止しました。梅干1個には非常によく含む梅干で250 ug/mlの梅リグナンが入っており、具体的に言えばその中の1種のシリンガレシノールという機能性成分が有効成分です。ヘリコバクターピロリ菌は、胃の中で泳いで胃粘膜に感染します。反対に運動能がなければ感染しません。つまり梅干を食べれば胃癌の発生を抑える可能性があるのです。
ヘリコバクターピロリ菌の運動抑制に有効な成分は
(+)-Syringaresinolである
ピロリー菌を抑制し、胃がんの発症を防ぐシリンガレシノール

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